2026年5月15日(金曜日)
北海道住宅通信に
藤城建設
のウチリノベ事業を取り上げていただきました。
全国の工務店が藤城建設を視察
船井総研主催のツアーとセミナー

藤城建設(札幌市)でこのほど、茨城県、千葉県、 鳥取県、愛媛県、鹿児島県など全国各地の工務店関係者による視察ツアーが行われた。船井総合研究所が顧客の住宅会社を対象に毎年行っている企画で、今年は10社が参加。藤城英明会長、川内玄太社長の案内で札幌市東区の中沼モデルハウスや石狩管内当別町のリノベモデルハウス「太美スターライトモデル」を回った。
中沼モデルハウスでは同社の主力ブランドである「ゆきだるまのお家」や「平屋製作所」の他、 1月から1棟貸し宿泊施設としても提供している「ノースランドプライド」モデルの「藤乃宿 (ふじのやど)」を見学。 藤城氏が道外からの参加者に本道ならではの断熱技術や熱損失を削減する第一種熱交換換気の重要性、住宅内の隅々までむらなく暖かさを行き渡らせる暖房空調設計などを説明した。
川内氏は同社が実績を積み重ねている壁面太陽光発電パネルの設置の際の設計・施工のポイントを伝え、参加者からは設置方向の注意点や年間の発電量についてなど、 さまざまな質問が上がった。リノベモデルハウスでは既存物件を生かした設計や断熱性能の向上について、実践から得られた知見を惜しみなく共有した。
成功例を取り入れる
視察終了後は札幌市内の会議室でセミナーが行われた。同社は昨年度、ゆきだるまのお家と平屋製作所の2ブランドのモデルを中心に年間約600組を集客したが、Web とチラシを主としたマーケティング予算は約60 0万円と、反響1件当たりの単価は1万円以内。
マーケチィングを担当する企画部の勝木美奈子部長は「チラシに力を入れていて、1枚にどんな内容を盛り込むか、時間をかけて作っている」と説明。イベントごとに来場者からニーズの聴き取りを行い、データを基に次回のイベントのテーマや訴求エリアを具体的設定しているという。
川内氏は「(札幌市中心部から遠い)中沼まで来てくれるお客様の熱量に対して、自分たちも一組一組に熱量を惜しまないのが社風」と強調し、「工務店が選ばれるために大事なことは結局、人の情熱だと思う」と自身の考えを語った。
最後に船井総合研究所の担当者が登壇し、藤城建設の家づくりや集客のノウハウを導入して業績が向上した愛媛県の住宅会社の事例を紹介。「今後伸びていく団塊ジュニアのコストネック層の市場では2000万円以下の平屋やリノベーションが受け皿となる。藤城建設のようにその分野でうまくいっている会社のやり方を丸ごと取り入れるのが近道」と勧めた。
藤城建設は昨年から船井総合研究所を通じて全国の工務店に自社のノウハウを提供する事業を行っており、この日参加した住宅会社の関係者にもその活用を呼び掛けた。

