― 高性能住宅文化を育てた、札幌という街 ―
日本には、さまざまな住宅アワードがあります。
その中でも「日本エコハウス大賞」は、少し特別な存在です。

見た目のデザインだけではなく、
- 家の暖かさ
- 断熱・気密性能
- 省エネ性
- 暮らしやすさ
- 地域の気候に合った設計
など、“本当に快適に暮らせる家かどうか”を総合的に評価する賞として知られています。
そんな日本エコハウス大賞を、全国で唯一後援している自治体が札幌市です。
「なぜ札幌市だけなの?」
現在、公式説明はないようですが、その理由を考察してみたいと思います。
北海道では「家の性能」が暮らしやすさに直結する
北海道の冬は、とても厳しいですよね。
寒い家では、
- 朝起きるのがつらい
- 窓が結露する
- 暖房代が高い
- 部屋ごとの温度差が大きい
- ヒートショックが心配
など、暮らしそのものに影響が出てしまいます。
だから北海道では昔から、
「暖かく快適に暮らせる家をどう作るか」
を真剣に考えてきました。
その結果、
- 高断熱
- 高気密
- トリプルガラス
- 計画換気
- 全館暖房
といった技術が全国より早く発展してきました。
今では全国で注目されている“高性能住宅”ですが、その先頭を走ってきたのが北海道でした。
札幌市は、行政としても住宅性能に力を入れている
さらに特徴的なのが、札幌市は行政としても住宅性能向上に積極的なことです。
札幌市では「札幌版次世代住宅基準」という独自基準を設け、
- 暖かさ
- 省エネ性能
- CO₂削減
- 快適性
などを高いレベルで推進しています。
つまり札幌市は、
「ただ家を建てる」ではなく、
「長く快適に暮らせる家を増やす」
という考え方を大切にしているのです。
こうした姿勢が、「日本エコハウス大賞」の理念とも非常に相性が良かったのではないでしょうか。
北海道の工務店は、全国でも高く評価されている
実際、日本エコハウス大賞では北海道の工務店がたびたび高い評価を受けています。
その代表例のひとつとして、札幌市の工務店「藤城建設」の名前を度々取り上げていただいております。
藤城建設はこれまでに、
- 2016年 「奨励賞」
- 2017年 「優秀賞」「協賛賞」
- 2019年 「奨励賞」
- 2022年 「奨励賞」
- 2023年 「NEXT 創エネの家」「硝子繊維協会賞」
- 2025年 「NEXT リノベ技術賞」「奨励賞」
と、長年にわたり継続的に受賞を重ねています。


これだけ続けて評価されるのは、とても珍しいことだそうです。
しかも最近は、新築だけではなく、
- リノベーション
- 創エネ
- 既存住宅の性能向上
といった分野でも評価いただいております。
これは単に「性能のいい家を作っている」というだけではなく、
「これからの北海道の暮らし方そのもの」
を提案しているからとの、ありがたいお言葉も頂いております。
性能のいい家は、“特別な家”ではなくなってきている
少し前までは、
「高性能住宅=高そう」
「マニアック」
「一部の人向け」
というイメージもありました。
でも最近は違います。
電気代の上昇や、夏の暑さ・冬の寒さが厳しくなる中で、
- 光熱費を抑えたい
- 家族が健康に暮らしたい
- 将来まで安心して住みたい
と考える方が増えています。
つまり今は、
“性能のいい家”が特別なのではなく、
“快適に暮らすための当たり前”
になりつつある時代と言えます。
札幌は、日本のこれからの住まいを先に進んでいる街かもしれない
札幌市が日本エコハウス大賞を後援している背景には、
- 寒冷地だからこそ磨かれた技術
- 快適性を大切にする文化
- 行政の先進的な取り組み
- 真面目に性能を追求する工務店たちの存在
があります。
そしてそれは、単なる“北海道だけの話”ではありません。
これからの日本の家づくりにとって、
「暖かく、快適で、長く安心して暮らせる家」
は、ますます大切になっていくはずです。
その未来を、札幌は少し早く歩いているのかもしれません。
そして藤城建設も「北海道」「札幌市」と共に、地域工務店として
当たり前の快適な暮らし
を追求してまいります。

